レコード三枚組。1番から6番まで全曲。
私のカートリッジは、オルトフォンSPUゴールドとアニバーサリー で、プレーヤーはトーレンスのTD521を使用しておりました。
今までせいぜい5回くらいしか聞いておりません。
このレコードと同じ音源のCDも、マーキュリーのCDも買って聞きましたが、このレコードにはかないませんでした。レコードで聞いていると、シュタルケルが私の目の前で弾いてくれているように聞こえます。特に時々鳴る低い音は弦が揺れているのがわかるくらいです。特に第五番。
高音もとても軽やかで、ふわっと弦と弓が離れる瞬間が目に見えるようです。
オーケストラやピアノ、オペラなどはCDが便利だし、レコードとの差は感じませんが、弦楽四重奏やこのようなチェロ独奏、チェロソナタなどはレコードの方が生々しいと思います。実在感というか、目の前で演奏しているように思えるのです。
生演奏からデジタル録音して、それからCDとレコードを作っても、レコードの方がなぜか生々しいと、あの長岡鉄男氏(オーディオ評論家)が本に書いてありましたが、全く同感です。
レコードを3日かけて試聴し、全曲を点検しました。
第一番の終わりのあたりに擦ったあとがありますが、聞いてみたら全く雑音はありませんでした。レコードの表面のこすれで、雑音までには至っておりませんでした。
あとの二番から六番までは傷もなく、ホコリのプチプチ音もほとんどない状態です。
このレコードは私がかなり前(CDがまだ世間に出回る前)に買ったものですが、レコードのひげ(ターンテーブルのまん中の棒、センタースピンドルに、レコードを載せる時、穴にその棒がすぐに入らず、迷って少し擦ったあとの筋のことをいうそうです。このひげがないのが、レコードを大事にしていた証拠になるそうです)も全くありません。買った当時の音が聞けます。
シュタルケルが40代でエールスフォード(ストラディバリ)で演奏したレコードです。この録音のあと、エールスフォードは手放したようです。
1992年(68才?)の録音はネットで調べてみたら、ゴフリラー製作のチェロということになりそうです。エールスフォードの豊かで、気品のある素晴らしい音がこのレコードで聞けます。
とてもいい録音で、後世に残すべきレコードだと思います。
♯シュタルケル
♯バッハの無伴奏チェロ
♯チェロ組曲
| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |
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